フェンシング・エペ日本代表の沖縄における合宿内容がレジャー中心であったと週刊誌「週刊文春」で報じられ、話題になっています。
フェンシング日本代表が合宿という名目でありながら、レジャーに興じていたと週刊誌が報じた件について、フェンシング協会の武井壮会長がテレビ番組に出演して説明し、炎上しました。
フェンシング協会武井壮会長炎上の理由について調べました。
フェンシング協会武井壮会長炎上の理由は?
タレントで日本フェンシング協会会長を務める武井壮さんが、7月3日、TBS系情報番組「サンデージャポン」に生出演しました。
男女エペ日本代表が、沖縄で実施した6月合宿の問題点と対処について説明した。
合宿には男子エペ団体金メダリストの山田優、見延和靖、加納虹輝、コーチや家族など30人が参加しました。参加者は、午前中にヨガ、バレーボール、午後からビーチでバナナボートやシュノーケリングを楽しんだ。
7月2日、日本フェンシング協会は週刊誌の報道を受けて、理事会を開きました。沖縄での合宿は世界選手権に向けて心身の調整を行っていて、内容的に問題ないとの結論になりました。
合宿に一部不適切な部分があり、それは自己負担で家族と同行し、家族が選手と同じ部屋で宿泊したことです。
不適切な部分があるので、フェンシング協会はJOCの助成金203万2905円の申請を見送った。
家族同伴はウクライナ人コーチや子供がいる選手だったので処分はいない。
ロシアの侵攻から避難してきたウクライナ人コーチが「家族との時間をつくりたい思いがあったことはご理解いただきたい」と説明しているので、処分はしない。
武井壮会長は、合宿場所を沖縄に決めた理由は「沖縄は合宿施設や宿泊施設が充実していて、非常に使いやすいため」だと説明した。
武井壮会長は「一般の人は、沖縄はリゾート地でバカンスのイメージがあるが、陸上選手をしていて、沖縄はタフなトレーニングをする印象が強い」と自分の見解を語っています。
武井壮会長は「あと、4月から5月末まで続いたヨーロッパ遠征。いろいろな国際問題がある中、ヨーロッパ遠征を戦って、帰ってきてまたすぐアジア選手権があった。その後、3週間後に世界選手権に出発するという3週間の最初の1週なんですけど、そこをなんとかリラックスもしながら強化にあてられないかということで沖縄を選んだ」と述べた。
更にレジャーについて「合宿といえども、オフの時間は必ずあるので。その時間をレジャーなどで過ごすのは決して間違いじゃないと思う」と武井壮会長の考えを示した。
日本フェンシング協会の沖縄合宿の問題点
1. コーチ、選手4人が家族を同伴していた。交通費食事などは自己負担であったが、家族が合宿用のホテルに同室していた。
2. 男子選手と女子スタッフが同室した時間があった。代表活動中で不適切と判断し厳重注意した。
3. 合宿の自由時間のレクリエーションは選手の自己負担で行っている。公的資金は使われていない。
1.2.の行為から合宿の助成金申請を見送った。
ネットの反応
武井壮会長の説明に理解を示す声もあった。しかし、武井壮会長の説明に「言い訳ばっかり」と批判が多くあった。
「武井壮、ダラダラ言い訳してるけど、スタジオの出演者の顔、皆納得してない顔。世間もなに言ってるんだと思ってるだろうな」
「そこは、ごめんなさい。だよ。トップとして、言い訳は見苦しい。私の責任です。申し訳ない。反省点は改善します。で、終わらせないと」
芸能ジャーナリストは「武井壮さんの発言は、多くの視聴者が言い訳と感じたようで、SNSでは強い批判の声が上がりました。一方、相反するように評価されるようになったのが、3月に日本バレーボール協会の会長に就任した川合俊一さんです」と、謝罪会見で高評価を受けた日本バレーボール協会の川合俊一さんと比較していた。
川合俊一さんの謝罪会見は不正を厳しく糾弾したのに対して、武井壮さんは身内をかばっていて「雲泥の差だ」と炎上した。
SNSでも「なんか武井壮にはガッカリ。厳しい意見を受ける事のない身内の番組で、苦しい言い訳に終始。毅然とした対応をした川合俊一とは対照的」と、武井壮の説明は低く評価された。
なぜ?サンジャポ出演が失敗?
6月28日に、大阪府バレーボール協会の理事が約2600万円を着服していたことに関して、日本バレーボール協会会長の川合俊一さんの謝罪会見があった。
その時、川合俊一氏は「泥棒は警察へ突き出す。刑事告訴して罪をつぐなってもらいたい」と厳しく糾弾した。
それに反して、武井壮の会見は言い訳ばかりで、身内を守ろうとする意図が見え見えであった。
多くの視聴者から言い訳と取られて、SNS上で炎上しました。
SNS上で「武井壮、長々と言い訳してる。カッコ悪い。川合俊一とは雲泥の差」と取られるような説明をしたことが、「サンジャポ」出演の失敗につながりました。
武井壮さんも川合俊一さんのように会長職としての責任観を持って、日本フェンシング協会を良い方向へ導いてほしいと思います。
まとめ
今回は沖縄合宿がレジャー中心で、週刊誌に批判された日本フェンシング協会の武井壮会長について調べました。
武井壮会長の説明は、身内をかばうための言い訳が多く、SNS上で低い評価になり炎上しました。
武井壮会長の今後の活躍を祈っています。
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