山上徹也母親信仰の統一教会の正体は?教祖が韓国の犯罪者か?

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安倍晋三元首相を奈良市で銃撃した山上徹也容疑者は「母親が宗教にのめり込み破産して恨んでいた」と犯行の理由を供述しています。

7月11日、その宗教団体・統一教会が会見を開き、山上徹也容疑者の母親が信者で献金していたことを認めました。

山上徹也容疑者の母親が信仰していた統一教会について調べました。

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山上徹也母親信仰の統一教会の正体は?

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長が、2022年7月11日、東京都内で記者会見を開き、山上徹也容疑者の母親が会員であることを明かした。

山上徹也容疑者が「母親が宗教団体にのめり込んで破産した。安倍氏が広めたと思い、恨んでいた」と供述していることに対して「破産が事件の動機だとしたら重く受け止めなければいけない」と統一教会・田中会長が話しました。

山上徹也容疑者自身は、旧統一教会の会員でないと言われた。

山上徹也容疑者の母親は、1998年ごろに会員になり、2002年に破産したようです。

旧統一教会の田中富広会長は「破綻されたことは分かっている。高額献金を要求したかどうかは記録上、一切残っていない」と質問に答えた。

旧統一教会は、会員に毎月の収入の10分の1を献金するよう求めている。田中会長は「破綻している人に献金を求めるような指導はしていない」と言う。破綻するまで献金を求めるのか?詳細は不明です。

山上徹也容疑者の母親の実家は、奈良市内で建設会社を経営していた。母親は両親の死後、1998年に自宅と会社の不動産を相続した。

唐招提寺から徒歩約10分の住宅地の自宅は70坪あまりで、土地の評価額は2000万円程度であった。

建設会社の事務所は高速道路の出入り口の近くにあり、約70坪の土地の評価額は2500万円程度でした。

山上徹也容疑者の母親は1998年10月3日に、自宅、建設会社の土地を相続して半年後に売却した。

売却により5000万円近くの現金を得たが、その3年後に賃貸マンションで破産宣告を受けた。

5000万円は統一教会へ献金されたのか、その頃に山上徹也容疑者は同志社大学工学部を中退した。山上徹也容疑者は、統一教会へ復讐を考えだした。

山上徹也容疑者の母親を知る統一教会の信者は「何が入信の原因かわかりませんが、お母さんはとても熱心に統一教会を信仰され、活動にも加わっていたのを私も横で見ていました。  近所の人にも『心が汚れるといけないので綺麗にしましょう』などと勧誘もしていた」と当時のことを語っています。

更に信者は「確かに、ご実家は建設会社でかなり裕福だったはず。不動産を処分して、それまで一戸建ての大きなおうちにいらしたのに、急にマンションに引っ越した。統一教会に寄付を余儀なくされてしまったのかもしれない。とにかくおカネが大好きな教団ですからね」と統一教会の実態を語りました。

信者の証言は、山上徹也容疑者の供述と一致します。

安倍元首相が銃撃された近鉄西大寺駅前から徒歩数分のところに統一教会の関連施設があります。警備が厳重で、山上徹也容疑者は統一教会への復讐はできませんでした。

統一教会と安倍元首相の関係は、会員や顧問ではありません、統一教会の世界平和運動に、安倍元首相が賛意を表明していましたが直接の関係はなく、山上徹也容疑者は復讐出来ていません。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)

統一教会は北朝鮮初代最高指導者・金日成主席と親密な関係があった北朝鮮出身の教祖・文鮮明によって、韓国において1954年に創設された。

世界194カ国に拠点があり、日本では1959年に設立され、1964年に宗教法人として認証された。国内の教会は2017年8月時点で284箇所ある。

キリスト教系の新宗教で、極右思想宗教団体である。北朝鮮出身の開祖・文鮮明は「愛天、愛人、愛国」の教えを説き、日本の初代会長・久保木修己は「美しい国」の教えを説いた。

巨大な資金力と政治力を持ち、70年代当時に「マインド・コントロール」の手法を確立した。

1980年以降、高額のつぼなどを売りつける「霊感商法」が話題になった。

「合同結婚式」と呼ばれる教団内婚制があり、教祖のインスピレーションにより信者同士で結婚する。合同結婚式で結婚した日本人信者は1万組を超える。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長のプロフィール

田中富広(たなか とみひろ)会長は1956年3月4日生まれ、北海道北広島市出身、1976年2月12日、統一教会に入会、1978年3月、北海学園大学工学部建築学科卒業、2020年10月、統一教会14代会長に就任した宗教家です。

田中富広会長は1962年に26歳で合同結婚式により美由紀さんと結婚し、2人の息子がいます。

教祖が韓国の犯罪者か?

ひろゆき氏のTwitterに
「統一教会教祖・文鮮明は日本に入国出来ない犯罪者だった。自民党が特別許可を出して入国。 文鮮明と安倍元首相の祖父は国際勝共連合を作り今でも自民党支持団体。 霊感商法の被害者が増えてもカルト認定せずに被害者救済から目を背け、2022年に統一教会の開合に出演する安倍氏」と書かれています。

統一教会の教祖・文鮮明は、1920年2月25日生まれ、2012年9月3日(満92歳)没の宗教家です。第一級の宗教的詐欺師、会員やその家族の人生を台無しにした悪徳商人と評価する人がいます。

19歳のときに日本に留学し早稲田高等工学校の電気工学分野を勉強し、1943年に朝鮮へ帰国しました。帰国後に日本において、抗日独立運動にかかわっていたとして警察に逮捕された。

1948年8月、共産党警察当局に、南朝鮮傀儡政権のスパイとして逮捕された。

1954年に統一教会が礼拝と称して不道徳な性行為を行っているとして逮捕された。

文鮮明は、1960年3月16日、当時17歳の韓鶴子と結婚し、この頃から「合同結婚式」を開始した。

1975年に文鮮明が出した送金命令により、日本の統一教会は過酷な集金・違法な商売を行い、アメリカ・韓国の統一教会の活動のために多額の資金を送金した。

1982年に文鮮明は脱税で18カ月の懲役の判決を受け服役した。

韓鶴子(ハン・ハクチャ)は1943年2月10日生まれ、文鮮明の三番目の妻、1960年、17歳のときに当時40歳の文鮮明と結婚した。

まとめ

今回は、安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者の母親が活動していた統一教会について調べました。

日本の統一教会が、「金のなる木」として過酷な献金を要求されて破産した犠牲者による、見当違いの犯行であることが分かりました。

今回のような凶行が再び起こらないことを祈っています。

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