コロナBA.2.75ケンタウルスとは?感染力は?ワクチンは効果ある?

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新型コロナウイルス感染症が第7波にはいり、国内で感染が再拡大しています。第7波はオミクロン株の変位株「BA.5」への置き換わりにより急速に感染拡大しています。

そんな中、“ケンタウロス”の異名を持つ新たなオミクロン株の変異株が出現し注目を集めています。

コロナBA.2.75ケンタウロスの感染力について調べました。

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コロナBA.2.75ケンタウルスとは?感染力は?

コロナBA.2.75は6月2日、インドで初確認され、6月以降イギリス、ドイツ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどで確認されました。

コロナBA.2.75は、BA.2系統から変異した75番目の亜種で“ケンタウロス”とも呼ばれます。“ケンタウロス“はギリシャ神話に登場する馬と人間が合わさった伝説上の生物です。

長崎大学大学院・森内浩幸教授は「上半身が人間、下半身が馬。それくらいの様相が大きく変わったし、すごい勢いで広がっているという意味合いを込めて誰かが言い出したと…」と“ケンタウロス”と名付けられた理由を述べました。

ケンタウロスは、アメリカの大学の研究によると、BA.5の3倍の感染力を持つと言われます。

感染力が強いうえに、ワクチン接種しても感染するという2種類の性質を持つのでケンタウロスと呼ばれるようです。

7月21日の東京都のモニタリング会議で賀来満夫座長が「BA.2.75が2例検出されておりますが、この動向については今後また注視してまいりたい」と語りました。

国際医療福祉大学成田病院・松本哲哉医師は「この1か月間の広がりを見ても、(ケンタロウスの)感染力が強いことは間違いない」と言います。

さらに松本哲哉医師は「インドでは過去の感染状況からある程度の免疫も見込まれるが、いまの拡大状況を見ると、『免疫逃避』は確実に起きている」と話しました。

『免疫逃避』は免疫がききにくいという働きで、ワクチンや感染により獲得した免疫の効果がありません。

BA.2.75の国内の感染例で、兵庫県神戸市の40代女性の場合は、6月24日に陽性であることが確認され、ゲノム解析でBA.2.75と判明した。渡航歴はなく、軽症でした。

東京で7月21日に確認された50代男性と60代男性の場合は、どちらも渡航歴はなく市中感染とみられています。軽症でした。

7月27日の厚生労働省の専門家会合で、従来のオミクロン株より感染力が強いBA.2.75が、感染者の0.61%になっているという試算が示された。

東京都の27日の感染者2万9千人中の0.61%、すなわち177人がBA.2.75に感染していると推定されています。

東京都内でBA.2.75の感染が始まっていて、置き換わりが進んでいます。

BA.5により感染者が拡大する第7波は8月前半にピークを迎え、8月後半には減少すると見られています。

7月27日の新型コロナの「動的予測」によると、7日間移動平均で見た東京都の新規感染者数は8月第2週が第7波のピークになりそうです。

アドバイザリーボード・脇田隆字座長は「新規感染者数は全国でこれまでで最も高い感染レベルを更新し続けている」と語り、「社会活動全体への影響が生じている」として接触機会を減らすように呼び掛けている。

東京都のピーク時の感染者数は5万人を超える見込みで、7月27日の東京都の感染者数2万9千人は、感染の増加段階です。

BA.2.75”ケンタウロス“による感染が増え始めると、BA.5による第7波が下がらないうちに、BA.2.75による第8波が始まると心配されています。

長崎大学大学院・森内浩幸教授は「BA.5による第7波が、ある程度ピークアウトした時であっても、ケンタウロスに置き換わると下がり切れないうちに次の大きな波が起こる可能性があります」と警告しています。

重症化については不明ですが、森内教授は「重症化率は多分それほど高くならないと思いますので、どう私たちが対応するか次第で、混乱が起こるのかそうでないか、違いが出てくると思います」と冷静な対応をすすめています。

ワクチンは効果ある?

新たな変異株BA.2.75による感染が、日本国内でも確認され、夏休みを迎えて行動範囲が広がる中、感染拡大が懸念されています。

新型コロナは高齢者や基礎疾患のある人が重症化しやすいことが知られています。

BA.2.75は『免疫逃避』の性質があり、ワクチンや感染によって得られた免疫をすりぬけて感染する可能性があります。

ワクチン接種の目的は、感染した場合に重症化や死亡を防ぐためであり、ワクチン接種率を上げることにより目的が達成できます。

ワクチンの接種状況は、2回接種を完了した人の割合は総人口の80.9%、65歳以上の高齢者では92.8%となっている。

3回目の接種をした高齢者の割合は90.2%です。

第7波で重症化した30~50代の患者は、基礎疾患があることが多い。またワクチン接種を1回も受けていなかったり、2回までの接種にとどまっていた人が多い。

ワクチン接種していないと、オミクロン株でも両方の肺が真っ白になり重症の肺炎になることがあるため、ワクチン接種が推奨されています。

まとめ

今回はオミクロン株BA.2の変位株BA.2.75“ケンタウロス”の感染力、重症化率について調べました。

第7波のBA.5からBA.2.75への置き換わりが進むと、第7波が収束する前に第8波を迎える可能性のあることが分かりました。

ワクチン接種は重症化の防止に効果があるので、3回目、4回目のワクチン接種が重要であると理解できました。

新型コロナ感染症が収束することを祈っています。

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