7月29日、NHK党の立花孝志党首が、都内で定例会見に臨み「ガーシー参院議員は、8月3日召集の臨時国会に100%出てこない」と断言した。
秋に召集される臨時国会についても「出てこないだろう。本人の意向を確認しないといけない」と語った。
ガーシーは国会に登院しないのか調べました。
ガーシーは国会に登院しないのか?
NHK党の立花孝志党首は、参議院へガーシー氏の渡航届および8月の臨時国会の欠席届を提出した。臨時国会に欠席する理由は「暗殺、逮捕の恐れがある」ためとしています。
参院選でNHK党の比例代表から出馬し、初当選したガーシーこと東谷義和議員は、2022年2月に開設したYouTubeチャンネルで著名人の私生活を晒し、暴露系YouTuberとして有名です。
当選後の7月27日には、Instagramで、人気YouTuber東海オンエアのてつやが女性Youtuberきりたんぽにキスする動画を公開した。
カラオケ店で、てつやがきりたんぽにキスする動画を公開したガーシーに、ネット上では「ガーシー砲ノーダメージすぎて笑う」などと辛辣な声が上がっています。
ガーシーは参院選で、当選すると芸能人47人の実名を晒して暴露すると公約していたが、公約の実現は難しそうです。
芸能関係者は「ガーシーさんは7月上旬にアップしたYouTube動画が警告なしに削除されたことから、過去に配信した動画のほとんどを非公開にしました。そしてアカウント停止を回避するため、生配信のみ実施してアーカイブは残さないことに。しかし参院選直後に、メインとサブチャンネルのアカウントが停止されたのです」とアカウントが停止されたと語っています。
YouTubeチャンネルが続々と停止され、Twitterアカウントも凍結されたガーシーは、発信力が弱まっている。
芸能関係者は「すでにTwitterアカウントも凍結されているガーシーさんは新たなSNS『GC2』でアカウントを開設しましたが、認知度は低い。発信力は確実に弱まったといえるでしょう。そうなると、議員としての強みも失われていくことになります」と発信力の低下により、ガーシーの強みが失われたと語ります。
ガーシーには、「BTSに会わせてあげる」と言って、複数の女性に金を振り込ませた詐欺疑惑があります。被害者とは示談で解決していますが、警察が関心を持っています。
ガーシーは2021年に「K-POPのスターにあわせてあげる」と若い女性から多額の金銭を搾取する騒動を起こしました。
全国紙社会部記者は「被害に遭ったのは1人2人ではありません。全国で20人はくだらないのではないか。1人当たり数十万円から100万円を超える額のお金を取られていて、被害総額は数千万円規模だと見られています。昨年秋頃にはすでに『被害者の会』として、大勢の被害者が連絡を取り合っていました。東谷氏のターゲットになったのは主に20代30代の若い女性です」と詐欺の内容を述べています。
ガーシーは韓国の人気アイドルグループ「BTS」に合わせると話して女性からお金をだまし取っていました。
被害者のA子さんは「東谷さんは、いつもの関西弁でまくし立てる口調で、“お前だけにええ話があるんや。BTSに会いたないか? オレがBTSに会わせたるで”と声をかけてきたんです」と騙されたときの様子を明かしています。
最初にガーシーの関係する会社がBTSのグッズを販売していると説明します。
BTSがライブやイベントをするとき、ガーシーも同行するので、BTSとホテルに泊まったり、話をしたり、食事をするチャンスのあると女性に言います。
ガーシーは、BTSと同行する日程表を示して、ホテル代、航空機代と称して何十万円かのお金を請求します。ホテルをアップグレードしたり、飛行機をビジネスクラスにして、さらに数十万円請求します。
女性たちに不審に思われないように、次々と手をうって女性をだましていました。
2022年4月20日、ガーシーは釈明動画をアップし、「いかさまの賭博にはまって、すべてを無くしました」と明かし、「僕はたぶんギャンブル依存症だと思います」などと開き直った。
4月21日、医師でAGAスキンクリニックの麻生泰氏が動画に登場し、被害者への弁済金・4000万円を肩代わりすると発表した。
ガーシーこと東谷義和議員は、山田孝之や綾野剛、佐藤建、新田真剣佑など人気俳優と飲み歩き、彼らを女性に紹介していた。
ガーシーは韓国の3人組ロックバンド「FTISLAND」のメンバーが来日したとき、日本の女性を紹介していた。
ガーシーは暴露系YouTuberとして、交際していた人気俳優の女性関係などを暴露しているので、暗殺されることを恐れています。
ガーシーが、逮捕や暗殺の恐れがなくなるまで、参議院へ登院しないと言われます。
参議院議員除名処分になるのか?
参議院議員の除名処分はハードルが高く難しい。有権者の投票によって選ばれたので、除名は民主主義の否定につながりかねない。
日本国憲法第58条に「院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。但し、議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする」と決められています。
現憲法で国会議員が除名されたのは1950年の小川友三議員と1951年の川上貫一議員の2名で、その後70年以上除名例がない。
除名でなく辞職勧告決議もあるが、強制力がない。過去で5回、可決されたが議員が辞職を拒否している。
招集に応じないと、議長が懲罰委員会で「戒告」「陳謝させる」「一定期間の登院停止」「除名」の4段階の懲罰を与えられるので、何らかの懲罰が下される可能性がある。
まとめ
今回は参議院議員選挙に当選しながら、帰国せず議会に登院しないガーシーについて調べました。
逮捕、暗殺などを恐れて帰国しないと説明していることが分かりました。
ガーシー議員が、登院できるようになることを祈っています。
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