コロナ第8波のピークはいつ来る?予想予測は?緊急事態宣言行動規制は掛かる?

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2022年11月15日、東京都の新規感染者数が1万1196人になり、新規感染者数が増加傾向を示しています。

11月15日の全国の新規感染者数は10万2829人で、約2カ月ぶりに10万人を超えた。新型コロナは第8波に入ったと言われる。

コロナ第8波のピークはいつ来るのか、予想予測について調べた。

コロナ第8波のピークはいつ来る?予想予測は?

コロナ第8波のピーク時期に関する予想予測を紹介する。

第8波ピーク時期の予想予測1.名古屋工業大学の研究グループ(人工知能・AI)

2022年11月15日、名古屋工業大学の研究グループが人工知能(AI)を用いて、東京都内の新型コロナウイルスの第8波のピークと感染者数を予測した。

東京都内の第8波のピークは2023年1月14日ころに到来すると予測している。

1日当たりの新規感染者数(1週間平均)は第7波並みの約3万10000人と予測される。

しかし、感染力の強い変異株が流行すると1日当たり6万人に達する恐れがある。

オミクロン株「BA.5」の流行が続くと予想した場合で、12月末のクリスマス、忘年会、新年会、規制などの影響により、年初から新規感染者数が2万~3万人に増加するという。

名古屋大学の平田晃正教授は「年末年始の医療 逼迫(ひっぱく) が懸念され、一人ひとりの感染対策が必要」と注意している。

第8波ピーク時期の予想予測2.静岡県(コロナとインフルエンザの同時流行を予測)

静岡県では11月11日、14日連続で前の週の同じ曜日を上回り、「感染拡大警報」を発出した。

静岡県の川勝平太知事は、11月11日に「可能性があると危惧されているコロナとインフルエンザの同時流行。ピークが重なった場合を計算しますと、県内では1日2万5000人生じるという計算結果、一方で発熱等診療医療機関等における診療可能な人数は、本県の場合、1日あたり1万9000人程度ですので、最悪の場合は約5500人が受診できないという状況ともなりかねません」と、第8波の到来により感染者約5500人が受信できない恐れがあると語った。
浜松市感染症対策調整監の矢野邦夫医師は「(第8波が)北海道・東北の寒い地域のほうから(感染者が)増えてきて、関東・静岡県までやってきている。北海道を参考にすると、1カ月以内に大きな波が来ると予想されるし、その大きさは第7波と同等もしくはそれ以上と予測もされる」と、第8波は第7波と同等またはそれ以上で、12月に急増すると予測している。

第8波ピーク時期の予想予測3.厚生労働省のアドバイザリーボード会議

アドバイザリー会議は、新型コロナの新規感染者数が10月中旬から増加傾向を示してきたと発表した。

増加傾向は北日本から始まり、寒くなるにつれて日本列島を南下している

新型コロナは飛沫感染するウイルスであり、寒い時期に流行しやすい。寒くなると屋内で過ごすので、換気の悪い屋内で人の距離が接近すると感染拡大する。

過去には、2021年1月第3波、2022年1月第6波と冬に感染者数が急増した。2023年1月に第8波のピークのくることが予想される。

ワクチンについては、従来株ワクチンはオミクロン株への感染予防効果が弱かった。

オミクロン株ワクチンの追加接種は接種率が低く、ワクチンによる防御効果が期待できない。ワクチン接種を推奨している。

第8波流行のシナリオ

第8波流行に3つのシナリオが考えられている。

第8波流行のシナリオ1.オミクロン株BA.5の流行

第7波の残り火のオミクロン株BA.5が寒くなると再燃する。

日本において、10月の新規感染者はオミクロン株BA.5で毎日3万から4万人出ていた。

オミクロン株BA.5が寒くなって再び感染拡大する。この場合は、第8波は第7波と同等または超える流行になると予想している。

第8波のシナリオ2.オミクロン株の新規株の流行

オミクロン株の新規派生型として、XBB型とQS.1型が出現している。

XBB型は2種類のBA.2が結合してできた派生型です。主にアジアで流行していて、シンガポールで9月末から感染拡大している。

日本での国内感染例はないが、ワクチン接種者がもつ中和抗体が効きにくいといわれ、BA.5より感染しやすく注意を要します。

QS.1はBA.5の派生型で、主に米国やヨーロッパで流行している。日本でも国内感染が報告され、中和抗体が効きにくく、BA.5より感染しやすいと言われる。

水際対策を大幅に緩和した日本でXBBやQS.1が流行すると、第8波は今まで以上の感染者数になる恐れがある。

第8波のシナリオ3.オミクロン株でない変異種の流行

オミクロン株以外の新型コロナウイルスが新たに出現すると、ウイルスの感染力が強いことが予想され、重症度も強くなることが予想される。

第8波は、2033年1月中旬にピークが来ると予想されるが、ピークの大きさは流行のシナリオにより変わる。オミクロン株以外の変異株が出現すると第7波以上の大きな流行になることが心配される。

行動規制は掛かる?

第8波がはじまっていると言われるが、行動規制がどうなるのか専門家に聞いた。

政府新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は、新型コロナの第8波に入りつつあるという認識を示して緊急事態宣言と重点措置について語った。

尾身会長は「(第8波になったとき)社会経済は止めようとする対策はやらない方が良いと思う。今回は(行動制限を要請する)緊急事態宣言や重点措置を出しても意味がないと思う。一番はワクチン。若い人は換気の悪いところではマスクをするということ」と、緊急事態宣言や重点措置は意味がないと語っている。

第8波で新規感染者が増加しても、現時点では緊急事態宣言や重点措置は考えられていない。

まとめ

今回は新型コロナの第8波は、いつくるのか予想予測した事例を調べました。

名古屋工業大学の研究グループは、第8波のピークは1月14日ころで、第7波と同等または超える感染者数になると予測している。

新型コロナが早く収束することを祈っています。

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