2023年3月6日、トルコに滞在中のNHK党のガーシー議員は日本へ帰国することを明らかにしました。
ガーシー議員は3月8日午前10時から参議院本会議で「議場での陳謝」を行うことになっています。
トルコ入国のガーシー議員は8日に帰国し間に合うのか調べました。
トルコ入国のガーシー議員は8日の帰国するのか?間に合うのか?
NHK党のガーシー議員は3月6日、滞在先のトルコで取材に対して「あさって(8日)には帰らないという決断をしても、日本には帰ります。そこだけはきょうなんとなく自分の中で決めました」と、8日に間に合うかどうかを明らかにしていません。
ガーシー議員はトルコの被災地を見回ったあと、帰国する考えを示したが、参院本会議に間に合わせるかどうかは決めていません。
SNS上では、ガーシー議員のトルコ行きについて
“帰国をためらうガーシー。『トルコに行って震災の救援をしたい』とは見えすぎたパフォーマンス。滞在を延ばすことで除名処分されたら『外交支援してるのに国会は排除した』と反論する狙いか”というコメントが見られます。
トルコへ行って参院本会議に出席できなければ、ガーシー議員は「トルコへ救援に行って国会議員として働いているのに除名した」と、参院を批判するようです。
ガーシー議員は国会では「東日本大震災復興特別委員会」に所属していました。国会議員でありながら日本の復興に尽力せず、トルコへ行った意味が不明だと言われます。
ガーシー議員はチャーター便で帰ると語っています。
ガーシー議員は「別にもともと飛行機をとっていくというよりもチャーターという形で、飛ばしてもらうという形をとろうと思っています」と、チャーターで帰ると答えています。
ガーシー議員が8日の参院本会議に帰らない場合の処分は?
ガーシー議員が3月8日の参院本会議に出席しない場合は、国会議員の身分を失う「除名」にすることを与野党で検討しています。
ガーシー議員は、動画投稿サイトで著名人らに対して暴露、脅迫などをしていて、警視庁が任意の事情聴取を要請しています。
ガーシー議員は「帰国したら不当に逮捕される恐れがある」と、警視庁による逮捕を恐れています。
国民からガーシー議員に「ガーシー議員には給与に当たる月額歳費、“第2の給与”と呼ばれる調査研究広報滞在費、ボーナスに相当する期末手当を合計して、今年2月までで1833万7590円が支給されています。これに『税金泥棒』と」批判の声が上がっています。
日本維新の会と立憲民主党が「期間正当な理由がなく国会に登院せず懲罰処分となった議員の歳費を4割減額する法案」を提出し、ガーシー議員を処分しようとする動きが増しています。
ガーシー議員は「歳費は返すつもりで、これで税金泥棒と言われる筋合いはない。(当選した7月からの歳費)1800万円は手につけません」と、国会議員として受け取った歳費は返すと語っています。
8日に帰国せず、参院でガーシー議員に除名処分が下されると、国会議員の不逮捕特権を失うので、帰国したときに一発逮捕になる可能性があります。
ガーシー議員のプロフィール
ガーシー議員は本名:東谷義和(ひがしたに よしかず)、1971年10月6日生まれ、兵庫県伊丹市出身、阪南大学、アパレル会社QALB(カルブ)元社長を経て、詐欺行為を告発されドバイへ逃亡し、暴露系YuTuberになり、2022年第26回参議院議員通常選挙でNHK党比例で初当選した。
参議院議員になってからもドバイに滞在し、一度も本会議に出席せず、議場での陳謝の処分を受けた。
登院しなければ除名か?
3月8日の参院本会議に出席して陳謝しなければ、ガーシー議員は除名処分を受けるようです。
現行憲法で除名された国会議員は、今までに2人いました。1950年の小川友三参議院議員と1951年の川上貴一衆議院議員です。
小川友三氏は予算案の反対演説をしながら、賛成票を投じたことで除名されました。
川上貴一氏は政府やGHQの政策を非難したことに対する陳謝の罰則に従わなかったので除名されました。
ガーシー議員は3月8日午前10時からの参院本会議に出席し登壇して「院内の秩序を乱し、本院の信用を失墜させたことは誠に申し訳なく、深く自責の念に堪えません。ここに謹んで陳謝します」などという陳謝文を原文のまま読み上げないと、さらに厳しい処分が下される可能性がある。
TBSスペシャルコメンテーターの星浩氏は「間に合わない雰囲気もありますけど、今ガーシー議員がやるべきことは、一刻も早く日本に帰国して参議院議員の仕事をすることですよね。 それから、選挙の時に公約として『政治家たちのスキャンダルを暴露する』って言っているのですから、それを早くやることですよね。両方ともできないということであれば、28万人が投票していますから投票した人に対する背信行為だと思います」と、ガーシー議員が帰国して、本来の国会議員の仕事をすることを要望しています。
まとめ
今回は3月8日の参院本会議で「議場での陳謝」の処分を受けていて帰国が注目されているガーシー議員について調べました。
ガーシー議員は帰国すると語っていますが、8日の会議に間に合うかどうかは不明です。
ガーシー議員が参院本会議で謝罪し、今後は国会議員として活躍することを祈っています。
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