700万円の追徴課税のYouTuberは誰?確定申告せず脱税か?

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YouTubeに動画を投稿し、報酬として約3600万円の収入がありながら、確定申告をしていなかったYouTuberに対して、関東信越国税局が重加算税を含めて約700万円の追徴課税を行った。

700万円の追徴課税のYouTuberが誰か調べました。

700万円の追徴課税のYouTuberは誰?確定申告せず脱税か?

2023年3月11日、元会社員のYouTuberの男性が約3600万円の報酬を得ていながら確定申告を行っていなかったとして約700万円の追徴課税がかされました。

元会社員のYouTuberの男性が誰か調査しましたが、現時点では脱税していたYouTuberの名前は特定されていません。

関東信越国税局からも、行政処分でありYouTuberの男性は一般人であるため脱税者の名前は公表していません。

男性の住所は、関東信越国税局管内の埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、新潟県、長野県と言われます。

男性は会社員からYouTuberに転身したと言われていますが、会社員からYouTuberに転身した人が非常に多いので特定は難しいと思われます。

また脱税したYouTuberが、脱税したことを自身がYouTubeに公開することも考えられません。

確定申告していなかったYouTuberの男性は元会社員で、当初は国税局へ「確定申告が必要なことを知らなかった」と答えていた。

しかし調査を進めると、YouTuberの男性は「税務調査を受けたときの対応」に関する動画を視聴していて、追及すると意図的に申告しなかったことを認めました。

YouTuberの男性が修正申告したため、YouTuberの男性に行政処分として追徴課税約700万円が科されました。

確定申告の必要なYouTuber

YouTuberの中には「収入がいくらから確定申告するのか?」「会社にYouTuberしていることがバレないか?」など、疑問をもっている人が多くいます。

YouTubeの収入の課税対象は「副業は所得金額20万円」「本業は所得金額48万円」を越えたら、確定申告が必要になります。

所得金額は「YouTubeの収入-YouTubeにかかった経費」で計算します。

YouTuberをしていることが会社にバレないためには、「住民税を普通徴収」にする方法があります。

YuTuberが確定申告しないとどうなる?

無申告のYouTuberは「バレないだろう」と思っていますが、国税局が調査するとバレる可能性が高いと言えます。

YouTube社が申告するときに報酬の支払先を支払調書にまとめて税務署に提出するので、税務署はYouTuberの収入を把握できます。

税務署が無申告と見て税務調査します。無申告の期間が長く続いていると、何年分もの追徴課税、加算税、延滞税などがまとめて請求される可能性があります。

確定申告をしていなかったYouTuberで税務調査により追徴課税を科せられた人は、今回の元会社員のYouTuberの他にもいました。

約8500万円を追徴課税された女性9人のインフルエンサーは?

2023年3月に東京国税局の税務調査で、2021年までの6年間に約3億円の申告漏れをしていた女性9人のインフルエンサーが見つかりました。

9人の女性は加算税を含め所得税などで約8500万円の追徴課税を科されました。

9人はSNSで商品やサービスを紹介して得ていた報酬の一部を申告していませんでした。

女性9人についてはニュースになっておらず、名前も特定されていません。

女性は首都圏に在住し、30代が中心で、家族や友人の写真をSNSに投稿し同世代を中心に人気を集めていました。

その内一人がSNSを通じた情報商材の売り上げを海外のペーパーカンパニーの売り上げにして所得隠しをしていました。

商品やサービスを紹介する企業案件は、フォロワー数により報酬が支払われ多額の利益になっていました。

この事案でも、本名や顔画像は明らかになっていません。追徴課税されても「脱税」として逮捕・処罰されなければ、本名が明らかにならないので特定が難しいです。

アプリを使ったギャラ飲みの無申告で約1100万円の追徴課税が科された

東京国税局は、2022年2月、アプリを使ったギャラ飲みで年間に約4千万円の所得を得ていた女性に約1100万円の追徴課税をおこなった。金銭の流れが不透明なパパ活女子の確定申告が話題になっています。

虚偽の売り上げ、計画的な所得隠しなどの悪質な脱税の場合は、逮捕・処罰される可能性があります。逮捕・処罰されると名前が特定できます。

過去には「青汁王子」こと三崎優太氏が1億8千万円の脱税で逮捕されました。

脱税により「青汁王子」が逮捕された(2019年)

2019年に「青汁王子」こと三崎優太氏が、2015年9月期と2017年月期の2年、架空の宣伝費を計上し法人税約1億4千万円を脱税した疑いで逮捕されました。消費税約4千万円も納税していませんでした。

脱税事件は国税局査察部(マルサ)が強制調査し、多くは在宅で検察庁に刑事告発します。事実関係を認め、修正申告すると情状酌量により行政処分の追徴課税で済むので名前が特定できない。

「青汁王子」こと三崎優太氏は、長期間にわたって架空の宣伝費を計上して脱税していたのが悪質と見られ、刑事告発され逮捕にいたったので名前を特定できました。

YouTuberの中には、バレないだろうと確定申告していない人が多くいます。国税局はYouTuberの納税の調査に注力しているので、YouTuberは指摘される前に確定申告するべきといわれる。

まとめ

今回は確定申告していないYouTuberに700万円の追徴課税が科された件について調べました。

行政処分の追徴課税であるため名前は確定できないことが分かりました。

他にもYouTuberの脱税があり、YouTuberは国税局に指摘される前に確定申告するように祈っています。

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