2023年1月25日、東京都内で開かれた会合で、森喜朗氏がロシアのウクライナ侵攻に対する日本政府の対応に関して「こんなにウクライナに力を入れてしまってよいのか。ロシアが負けることは、まず考えられない」と発言しました。
日本維新の会の鈴木宗男議員は、ロシアのウクライナ侵攻に関して「メディアは公平とか公正を旨としてと、よく使うがウクライナ問題に関しては圧倒的にウクライナの報道量が多いと感じる。こうした流れに視聴者も段々引きずられ、ウクライナに同情が寄る面が出てくるのではないか。」と主張し、報道がウクライナ側に偏っていると語っています。
森喜朗氏と鈴木宗男氏がロシア政権プーチン大統領を応援する理由について調べました。
ロシア政権プーチン大統領を支持する日本人一覧森喜朗や鈴木宗男はなぜ応援するのか?
ロシア軍がウクライナ侵攻を始めてから、2023年2月24日で丸1年になります。ロシア軍が再び大規模攻勢をかけるという予測がでています。
ウクライナ侵攻の終わりが見えない状態になり、ロシア軍、ウクライナ軍が共に人的、経済的な損害を出し続けて消耗戦の様相を強めています。
ロシアの独立系世論調査機関の調査によると、2023年1月時点で、軍事侵攻が今後半年以上続くと予想する人が68%、プーチン大統領の支持率も82%あり、ロシア国内で停戦の動きはありません。
ロシアの極右思想家のアレクサンドル・ドウーギン氏は、戦争の終結について「ロシアの勝利か核戦争による世界の終末の二択だ」と語っています。
ドウーギン氏は「ウクライナは存在しなくなります。(ロシアが)勝利するか、人類滅亡になるかの二択です。三つ目のシナリオはありません。我々が勝利しなければ、止まることがない…」と、ロシアの敗戦は無いと述べました。
東京大学・一橋大学名誉教授の油井大三郎氏も「ある時点でこれ以上戦争は続けられないという局面は登場してくる。その時に、ロシアとも友好関係にあるトルコとかインドが仲介する形で和平会談が行われる、それを国連がバックアップするというのが一番現実的な可能性がある。戦争というのは始めるのは簡単だが、終わらせるのはとても難しい…」と、戦争を終わらせることの難しさを語っています。
ロシア政権プーチン大統領を支持する日本人・森喜朗や鈴木宗男はなぜ応援するのか?
日本人でロシア政権プーチン大統領を支持している有名人は、森喜朗氏と鈴木宗男氏が挙げられています。
森喜朗氏がロシア政権プーチン大統領を支持する理由
森喜朗・元首相が2023年1月25日、日印協会の創立120周年記念レセプションで挨拶し、ロシアのウクライナ侵攻について「せっかく(これまでロシアと良好な関係を)積み立ててここまできているのに、こんなにウクライナに力入れちゃっていいのかな。ロシアが負けるってことはまず考えられない」と、日本政府のウクライナ寄りの政策を批判しました。
森喜朗・元首相は2022年11月の鈴木宗男議員のパーティーで「ロシアのプーチン大統領だけが批判され、ゼレンスキー氏は全く何も叱られないのは、どういうことか。ゼレンスキー氏は、多くのウクライナの人たちを苦しめている」と、プーチン大統領を擁護しゼレンスキー大統領を批判する発言をしています。
森喜朗・元首相がロシア政権プーチン大統領を支持する理由を調べました。
森喜朗・元首相がロシアを支持する理由1.ロシアは核兵器を使ってでも勝つと思っている。
森喜朗・元首相は「戦争には勝ちか、負けかのどちらかがある。このままやっていけば(ロシアが)核を使うことになるかもしれない。プーチン氏にもメンツがある」と語り、ロシアは核兵器を使ってでも勝つのでロシアを支持しようと考えています。
森喜朗・元首相がロシアを支持する理由2.親子2代にわたる親ロ派であるため。
森喜朗氏の父親・森茂喜氏は石川県根上町の町議と町長を務め、町長だった1976年に根上町とイルクーツク州シェレホフ市の姉妹都市に力を注いだ。
イルクーツク州シェレホフ市へ森茂喜氏の遺骨を送り、現地でお墓を作った。
森喜朗・元首相は2000年4月に首相に就任したとき、ロシアを最初の外遊先に選びプーチン大統領と会談した。
時事通信は森喜朗・元首相がロシア政権プーチン大統領を支持する理由として「森氏は首相在任中から北方領土問題に取り組み、ロシアのプーチン大統領との良好な関係で知られる」と解説しました。
鈴木宗男参議院議員がロシア政権プーチン大統領を支持する理由を調べました。
鈴木宗男参議院議員がロシアを支持する理由1.ロシアのウクライナ侵攻にウクライナ側に責任があると考えている。
鈴木宗男氏は田原総一郎氏との対談記事(2022年3月24日の現在ビジネス)中で「2021年10月23日、ゼレンスキーはウクライナ東部に自爆ドローン(無人攻撃機)を飛ばしました。プーチンさんはビックリして、ただちに10万人の兵をウクライナ国境に配備したわけです。ゼレンスキーがドローンなんか飛ばしてロシアを挑発していなければ、そもそもこんな騒ぎにはなりませんでしたよ」と述べ、ロシアのウクライナ侵攻の原因がウクライナ側にあると考えている。
鈴木宗男氏は2022年3月14日のアエラのインタビュー記事で「今の日本のメディアを見ていると『ウクライナが善、ロシアが悪』という構図の報道ばかりが目につきます。これはちょっと短絡的すぎる」と語っています。
鈴木宗男参議院議員がロシアを支持する理由2.鈴木宗男氏はプーチン信者になっている。
鈴木宗男議員は「原因をつくった側にも責任がある」「ウクライナにも責任」などと発言していて、プーチン信者になっているためロシアを擁護していると見られています。
ヨーロッパでもプーチン信者がいて、彼らの発言内容が問題になっています。
まとめ
今回はロシアのウクライナ侵攻が1年になり、日本人でロシア政権プーチン大統領を擁護している有名人について調べました。
森喜朗・元首相と鈴木宗男議員がロシア政権プーチン大統領を擁護する発言を繰り返していることが分かりました。
ロシアのウクライナ侵攻が終わることを祈っています。
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