NHK党のガーシー議員が懲罰委員会にかけられることが決定し、懲罰委員会で「戒告」や「除名」などの処分が検討されます。
ガーシー議員は2022年7月の参議院議員選挙で初当選してから国会に登院せずドバイで滞在している。
ガーシー議員が3月帰国を取りやめるのか調べました。
ガーシー議員3月帰国取りやめか?綾野剛ら芸能人集団告訴により逮捕されるからか?
ガーシー議員は、2023年1月30日に参院議長から国会へ出席するように「招状」が出されました。規定では7日以内に出席しない場合には懲罰委員会にかけられます。
2月8日になってもガーシー議員が国会に出席しないため、懲罰委員会にかけられることになりました。
懲罰委員会にかけられることについて、ガーシー議員は「いや~、もう別に好きにしてくださいって感じです、正直」と、投げやりになっています。
ガーシー議員は「議会で寝ている人とか、何かトラブル起こしている人たちも、どんどんクビにされていきますよ、そうしたら。前例作ったら。それでいいんやったらどうぞ、前例作ってくださいと思っているから。僕は議員でいることに対して執着してないから」と、反撃する気持ちを述べています。
世間は多額の歳費(給与)を貰いながら、議員として働いていないガーシー議員を批判しています。
ガーシー議員は歳費について「(歳費は)年間で3000万ぐらいですけども、これを国民全員に返してもね、1円にもならないわけですよ。国民の生活が豊かになるなら、いつでも辞めてやるし、お金もいつでも渡しますよと」と、返す考えも示しています。
参院の懲罰委員会は近日中に開かれます。参院の懲罰委員会の鈴木宗男委員長は「国会議員は、やはり登院の義務というものがあるわけですから」と述べて、懲罰委員会で「戒告」や「除名」などの処分を検討します。
ガーシー議員の処分は、早ければ2月21日に開催される懲罰委員会で採決されます。
懲罰には除名、登院停止、議場での陳謝、議場での戒告がありますが、ガーシー議員がどの処分になるかは不明です。
ガーシー議員はInstaguramのストーリーで、懲罰委員会の鈴木宗男委員長を「人を裁ける立場なん?年齢も年齢やし、日向ぼっこ似合うでw」と批判しました。
鈴木宗男委員長は、ガーシー議員のSNS攻撃に「主張は国会に出てきて述べるべきだ」と答えています。
ガーシー議員は3月帰国取りやめか?
ガーシー議員は、今までの主張を変えて「3月に帰国しない可能性もある」と述べました。
ガーシー議員は「俺が戻った時に、本当にちゃんと正当に評価してくれるのかと、それは“ハテナ”ですよね。そこがちゃんとクリアにならないと、僕はたぶん、最終段階で帰らないって決断をする可能性はあります」と、3月に帰国すると言う前言を取り消しました。
ガーシー議員が帰国したくない理由について調べました。
ガーシー議員が帰国したくない理由1.綾野剛ら芸能人集団告訴により逮捕されるから。
ガーシー議員は、名誉棄損で刑事告発した人物の中に綾野剛さんが含まれることを明らかにした。
裁判所の許可で行われた捜索令状の中に、告訴人の情報が含まれていた。2023年1月11日のガーシー議員の関係先家宅捜査によって告訴人に綾野剛さんが含まれることが分かった。
ガーシー議員に暴露された新田真剣佑さんからは被害届は出ていなかった。新田真剣佑の弁護士は「今後ガーシーさんと揉めるつもりはなく、全て終わったと思っていますので、警察サイドにも、被害届を出す気はない」と語っている。
綾野剛さんは、ガーシー議員に①綾野剛は女々しい、②綾野剛は女にもてない、③綾野剛は酒癖が悪い、④綾野剛は女癖が悪い、⑤未成年に手を出した、⑥綾野剛が大阪で不倫、⑦綾野剛が暴行事件、⑧綾野剛の被害女性多数、⑨綾野剛に薬物疑惑?などの暴露をされました。
綾野剛ら芸能人集団告訴により逮捕される可能性が出てきたので、ガーシー議員は帰国したくないと言われている。
ガーシー議員が帰国したくない理由1.議員資格を失うと議員の不逮捕特権が無くなるから
ガーシー議員は懲罰委員会で処分が検討されています。
参院自民党関係者は「登院0日であるにもかかわらず、ガーシーには毎月129万4000円の歳費や同100万円の調査研究広報滞在費など、1月末までに計約1600万円の公費が支給されている。ガーシーは登院しない理由を“腐った権力者がいる日本に帰ってくると、不当な罪を着せられる恐れがある”などと説明するが、そんな理屈で納得する国民がいるとは思えない」と、ガーシー議員の処分が必要と話している。
処分内容は「登院を拒否している議員に対し、登院停止処分を下しても意味はない。となると“陳謝”が妥当となるが、同処分は正確には〈議場での陳謝〉。つまり本人が議場に来ることが前提で、まずは陳謝に付して、それでもガーシーが現れなければ除名へと進む大義名分が整う」と、議場で陳謝をへて除名へと進む可能性が高い。
除名のためには、本会議で出席議員の3分の2以上の賛成が必要です。除名されると議員資格を失い、議員して会期中は原則逮捕されない「不逮捕特権」を自動的に失う。
「不逮捕特権」を失ったガーシー議員は、帰国後に直ちに逮捕される可能性があるため帰国したくないと言われる。
まとめ
今回はガーシー議員が3月に帰国すると話していた前言を翻して、「帰国しないかもしれない」と語っている理由について調べました。
綾野剛ら芸能人「集団告訴」と議員資格喪失による「不逮捕特権を失う」ことで帰国したくないことが分かりました。
ガーシー議員が帰国し正当な処分を受けて、参議院の権威が護られることを祈っています。
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